テクニカル指標 Volume Oscillator(ボリュームオシレーター)

Volume Oscillator(ボリュームオシレーター)とは、出来高に注目したオシレーター系のテクニカル分析です。ポイントで計算するAVOと、パーセンテージで計算するPVOの二種類がありますが、チャートの形はどちらも同じになります。このオシレーターは直近の出来高が、指数平滑移動平均(EMA)でどの程度増加しているのかを把握するためのチャート分析です。

Sirius Futuresチャート画面

Volume Oscillatorは、価格と出来高には関係性があるのではないかという考え方が分析の出発点で、単独での使用と言うよりは、RSI(相対力指数)やRCI(順位相関指数)などの他の指標で売買シグナルが出たときに、Volume Oscillatorも確認するというのが有効的です。また、指数平滑移動平均の引き算なので、MACDを出来高バージョンにした感じとも言えます。

買いシグナル

  • 価格が安値圏でVolume Oscillatorが上昇(出来高増)してきた場合

売りシグナル

  • 価格が高値圏でVolume Oscillatorが下落(出来高減)してきた場合

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